事例

□ 自動車の相続から売却まで  

<ご相談内容>
相続財産の中に高級外車があり、名義書き換えを行って欲しいというご依頼を頂きました。

<当社の対応>
当社提携の行政書士にて陸運局で相続による名義書き換えを行いました。
その後、ご依頼者様に完了の報告をしたところ、娘様から「(高齢なので)運転しないように」と言われたらしく、自動車を処分したいとのお話でした。
その車をメンテナンスしていたディーラーの買取価格をご依頼者様から伺って精査し、複数の中古車買い取り業者に査定して貰ったところ、当初の想定よりも数倍の価格で売却できた為、ご依頼者様にも大変満足して頂きました。


□ 遺産分割調停  

<ご相談内容>
相続人の1人が遺産分割協議の内容に同意してくれない為、いつまで経っても相続手続きが開始できないというご相談を頂きました。

<当社の対応>
相続手続きを進めるには、相続人全員の同意が必要になります。相続人の内1人でも同意を得られない場合、家庭裁判所に遺産分割調停を申し立て、家庭裁判所内で調停委員を介して遺産分割内容を遺産分割内容を決定する方法が選択されます。
もし、調停委員を介しても遺産分割内容が決定できない場合、遺産分割審判(裁判)となり、家庭裁判所の裁判官の判断で遺産分割内容が決定されます。

今回は、遺産分割調停により、調停委員の遺産分割案で相続人全員の同意が得られた為、相続手続きを開始することができました。遺産分割調停後の預貯金解約や不動産の相続登記、相続税申告についてもご依頼を頂き、当社提携の司法書士・行政書士・税理士の協力のもと全ての手続きを無事に完了することができました。


□ 相続放棄  

<ご相談内容>
相続放棄のご相談を頂きました。
お話を伺ったところ、縁遠くなってしまった親族が半年くらい前に亡くなったことを数日前に知り、その親族に負債があったので、今から相続放棄ができないかという内容でした。

<当社の対応>
一般的に亡くなってから3ヶ月以内に相続放棄を申し立てないと相続放棄ができないと思われがちですが、「自己のために相続の開始があったことを知った時」から3ヶ月以内と定められており、これは「相続財産の全部もしくは一部の存在を認識した時又は通常これを認識しうべかりし時」から3ヶ月と解釈されています。
今回のケースでは亡くなってから3ヶ月を経過していましたが、ご依頼者様が相続を知ってから3ヶ月以内だった為、無事に家庭裁判所での相続放棄手続きが完了しました。

諸事情で縁遠くなってしまった人の相続をすることが分かった場合、亡くなってから3ヶ月を経過していることは珍しいことではありません。負債が多い場合など、相続放棄はとても重要な法的手段となります。


□  遺言書の作成(出張による公正証書遺言書の作成)

<ご相談内容>
体調のすぐれないご高齢の方から遺言書の作成依頼を頂きました。
奥様、お子様との関係も良好で特に争う心配はないそうなのですが、先祖代々引き継いできた不動産に関しては、同居しているご長男に相続して欲しいとのご要望です。

<当社の対応>
ご依頼者様と当社提携の行政書士とで綿密に打ち合わせを行い、公証役場への事前準備を代行し、万全の準備を整えた上で、公証人にご依頼者様のご自宅まで出張して頂き、公正証書遺言を作成しました。
公正証書遺言は、公証人の証明印がある為に信用力が高く、作成した遺言書を紛失しても公証役場で何度でも再発行できる事など、自筆証書遺言と比較して安心な点が多いのがおすすめです。
希望通りの遺言書が完成し、ご依頼者様の安心した表情がとても印象的でした。

公正証書遺言は、公証役場に出向いて作成することが多いですが、遺言者様のご自宅や入院先の病院等に訪問して作成する事も可能です。公証役場での公正証書遺言書作成、出張による公正証書遺言書作成のご要望がありましたら、しあわせほうむネットワークまでご相談下さい。


□ 住宅ローン/生命保険の見直し 

<ご相談内容>
ご依頼者様は平成15年頃、自宅の購入に際し、住宅ローンを組みました。
段階金利型の住宅ローンだった為、支払い開始後10年目以降に金利負担が増大し、住宅ローンの支払いで生活が苦しくなったとのご相談でした。

<当社の対応>
1級ファイナンシャルプランニング技能士(FP)をT様にご紹介しました。
FPより現在の変動金利型・全期間固定金利型・固定金利期間選択型住宅ローンのメリット/デメリットなどをご説明し、住宅ローンの借換をご提案しました。
家計全般の見直しもしたところ、生命保険に不必要な特約が付いていることが分かり、「生命保険の特約の解約」もご提案しました。
その結果、毎月の住宅ローン返済額と生命保険料支払額を大きく減少することができました。

また、住宅ローン借換にともなう登記手続も、しあわせほうむネットワークの登録司法書士が対応し、ワンストップサービスで住宅ローンの見直しから登記手続まで完結しました。


 遺産承継

<ご依頼内容>
ご依頼者様のご主人が昨年末に他界し、相続手続全般について代行して欲しいとのご依頼でした。 

<当社の対応>
当社の相続士としあわせほうむネットワーク提携司法書士でご依頼者様のご自宅にお伺いしました。
確認したところ、残っている相続関係の手続きは、銀行口座等の解約、自動車の名義変更、不動産の名義変更でした。
お話を聞いた限り、相続税もかかりそうです。
銀行口座等の解約・不動産の名義変更は同席した司法書士が行うことになり、自動車の名義変更は行政書士に、相続税の申告は税理士に担当して頂き、全ての手続きを無事終わらせることができました。

余談ですが、当初I様は相続手続についてどこに相談すれば良いのか分からず、ご友人のH様にご相談されたそうです。
当社がショッピングモールで無料相談会を開催した際、買い物に来ていたH様が当社の広告を受け取っており、H様のご紹介で今回I様からお話を頂きました。
個別の専門家への依頼を「しあわせほうむ」という1つの窓口で全て対応してもらえたことでI様もご満足の様子で、またひとつ「しあわせ」をお届けできたことに当社スタッフも嬉しく思います。