今回は3月の確定申告について少し詳しく紹介します。
まず、確定申告とは一年間の所得などに対して納める税金の申告手続きのことです。
1.確定申告が不必要な方
2.確定申告が必要な方
3.確定申告をした方が良い方
について少し詳しく紹介します。
1.確定申告が不必要な方
会社に所属して給与を得ている方については、以下に該当する方はご自身でする必要はありません。
・会社に所属している従業員で、会社が年末調整を行ってくれている方
・所得が少額(基礎控除のみで38万円以下)の方
・公的年金等の所得の合計が400万円以下で、その他の所得が20万円以下の方
など
2.確定申告が必要な方
会社に所属している方でも、給与総額が多い方などや副収入がある方は、確定申告が必要となる場合があります。
・給与所得が2,000万円を超える方
・給与所得以外の副収入があり、その所得が20万円を超える方
・2か所以上の会社から一定額の給与を得ている方
・個人事業主の使用人などで源泉徴収が行われていない方
・不動産などを売却して、所得が発生した方
など
※不動産をご売却などされて収入があった方などは、確定申告が必要となります。
3.確定申告をした方が良い方
確定申告の義務はありませんが、申告により税金が還付される場合があります。
・給与所得者で、医療費控除、住宅取得控除などの適用がある方
・給与所得者で、生命保険控除、地震保険控除など時期のずれにより、年末調整もれがあった方
・給与所得者で、年途中で退職し、年末調整までに再就職していない・又は年末調整に間に合わなかった方
(参考)国税庁ホームページ
https://www.nta.go.jp/tetsuzuki/shinkoku/shotoku/qa/01.htm
まとめとして、納税は義務であるため必要に応じて申告することが大切ですが、還付を受けられるものについては、申告をしないと還付を受けることができません。
損をしないためにも必要に応じて確定申告を行うことは大切です。
私たちしあわせほうむネットワークでは、提携の税理士による相談や申告手続きのお手伝いをしております。
確定申告について気になることや疑問など、お気軽にお問い合わせ下さい。